ループ&ループ/ASIAN KUNG-FU GENERATION

何か頭の中がもやもやしてても

全部かっさらってくれるようなスカッとする曲

「総決算」という言葉が似合う

たまにはライブ映像で

 

ASIAN KUNG-FU GENERATIONはライブ映像パトロールが緩い方なのでこうやってたくさん過去のライブが観られるのはいいですよね…(いいのか?)

 

 

 

わかりやすい演奏とわかりづらい歌詞

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION(以下アジカン)の曲は例外はあれど基本的に(ドラムを除けば)演奏はシンプルである。

 

実際にコピーを何度もしたことがあるが、ギター初心者にはもってこいなくらい難しいことは特にやっておらず、わかりやすい、だけどめちゃくちゃかっこいい… 最強バンドたる所以である…

 

 

このループ&ループは中でもとことんわかりやすい曲で

 

一度聴いたら忘れない、この曲の代名詞とも言えるイントロのフレーズが節目節目に挟まることで場面移り変わりをわかりやすく、

サビ前は1回静かになってからじわじわとボリュームを上げサビの訪れをわかりやすく、

ラスサビ前でも全パートビシッとキメで揃えてボーカルのみの「いかにもラスサビですよ」をやり、

 

わかりやすいですよね、、ただこの説明は多分何回か曲を聴いてないとわかりやすくないです。

 

 

 

がしかし歌詞の方はというと、

 

 

「所詮」から始まるサビ、投げやり過ぎやしないか…?

 

疲れたので投げやりにここで終わります

 

 

 

HAPPY/BUMP OF CHICKEN

もう9年前のBUMP OF CHICKENさん

 

 

BUMP OF CHICKENは00年代初頭から邦ロックシーンをトップランナーとして牽引、デビューから20年経ってもなお新規ファンを獲得し続け爆走するヤバヤババンド。

 

邦ロック王道バンド大好き人間なので例に漏れずBUMP OF CHICKENも大好きなのですが、アルバム「Butterflies」以降の曲は全然追えてないですね、

まあどうせ良いんでしょうが!

 

 

BUMPの2つの歌詞性

 

BUMPの歌詞って

「1つの物語を唄う」やつ

(天体観測, ラフメイカー, K, R.I.P., 車輪の唄 など)

「現実世界の地続きを唄う」やつ

(ダイヤモンド, オンリーロンリーグローリー 才悩人応援歌, firefly, Hello, world! など)

の大きく2つに分けれるんじゃないかなと思います。

 

 

個人的には後者の曲の方が好きなんですよね、

っていうのも、音楽だけに関わらず、映画にしろ漫画にしろドラマにしろ、自分事じゃない「物語」にそこまで深く感動できないというか、

『いい話だね〜』とはなるけどそこ止まりというか、

それよりは自分事の話、詞のほうがグサグサ刺さってきて好きになるんですよね

 

 

で、このHAPPYはゴリゴリに後者

非常に現実的な歌詞で一文一文がいちいち他人事じゃないリアルさ、

何かで弱ってる人にはつくづく刺さるフレーズのオンパレード

 

 

この詞が良い!!って引用してもいいんですけど

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ロザン宇治原の

「教科書に書いてあることは全部重要だから線を引きだしたら全部に引かなきゃいけなくなる」さながら

 

「HAPPYの歌詞は全部重要だから引用しだしたら全部引用しなきゃいけなくなる」状態である

 

 

淡々とした曲調で、サビでバチボコ盛り上がるような展開でもなく、曲も約6分と長めだが、冗長に感じることもなく聴けちゃうのは、追いたくなるこの圧倒的な詞の良さにあるのではと。

 

あとは小さいライブハウスよりめちゃくちゃに広い屋外のフェスとかでやってほしい曲って感じがしますよねスケール感が

 

 

片目のウィリー/THE PINBALLS

 

 

3年半前くらいにたまたまYouTubeでこのPVを見つけて『え?良すぎん??』となってしまった曲

 

 

声がズルすぎる

Vo. 古川のハスキーボイスがとにかくズルい

こんな声何歌ってもかっこいいでしょ、ソナーポケット歌っても絶対かっこいい

ハスキー気味ではありながら高音もちゃんと綺麗に出てるのがもうズル ボーカル界のプロアクションリプレイ

 

 

声が良いのは置いといてこの曲の話をすると唐突に切り込んでくる僅か12秒しかないサビがしゅごい良い

Aメロが2回繰り返されると思ったら気づいたらサビに入ってて気づいたら終わってる

 

大概の曲なんて3回連続で聴いたら飽きるもんですけど無駄がなく洗練されたスタイリッシュな曲であっという間に終わるので1曲リピートで無限に聴いてられるセラピーソング

 

この曲PVも抜群に良いと思うんですけどね!

特に凝ったことはしてないから取り立てて言われることはなさそうだけど、音だけでぼんやりと頭の中に描かれてた曲の世界観をクッキリと補完してくれる映像になってて、PVの特異性でバズらせようとかそういうことを抜きにしたらあるべきプロモーションビデオの形という感じ。

 

 

ァア"ァア ウィィリィイィイ"イ"イ"ィ"イ

 

 

 

 

 

 

 

 

ナイトフィッシングイズグッド/サカナクション

 

サカナクションで1番好きな曲

〜Mai Most Daisuki song of SACANACTION〜

 

 

同じメロディーが違った形で再度登場するちょっと凝った展開の曲が好きという自分の傾向に気づきつつあるんですけどこの曲もまさにそれ

 

 

 

 

この曲…ナイトフィッシングイズグッドっぽい…!

 

って思ったんですよこの前、 

 

話題になってた「ボヘミアンラプソディ」を観に行ったときに、表題曲「ボヘミアンラプソディ」を聴いて

 

 

でも3秒で気づきましたね、

「ナイトフィッシングイズグッドがボヘミアンラプソディっぽいんだ…」と

QUEENって実はサカナクションより昔のバンドじゃん…」と

 

そして帰って「ナイトフィッシングイズグッド ボヘミアンラプソディ」で検索したらやはり多くの賢人は遥か昔に気づいていましたね、

本人が公言してるインタビューとかは見つからなかったけどどうやらかなりインスパイアされてることは確からしいです

 

 

どの辺が似てるかっていうと

バラードっぽく始まり→急なオペラパートへの転換→盛り上がってウェイ(雑)

っていうざっくりとした展開ですね

 

 

展開の話で言うと2017年に行われたファン投票「あなたが選ぶサカナクションの名曲」で1位に選ばれた「目が明く藍色」も似たような構成なんですけど、

なんかあっちはこう「大曲ですよ!」っていう大仰な感じがそんなに好みじゃないのとラスサビのアガる感じがこっちの方が好きなのでナイトフィッシング〜 派ですね(ちなみに3位)

 

 

これも一回バンドでコピーしたことがあるんですけど合唱パートが4パートバラバラのメロディで、つられまくっちゃってむずかったな

 

 

あともうちょいいいPV撮り直してくれたらもっと流行りそ

 

 

 

 

猿は木から何処へ落ちる/Hello Sleepwalkers

 

 

 

 

デーデーデッ↓

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3...

 

デーデーデッ↑

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2...

 

デーデーデッ↓

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1...

 

 

ジャジャッジャッ

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Ignition...

 

ジャジャジャ

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FIRE...!

 

 

中学二年生のぼくがかんがえたさいきょうのイントロって感じでマジで最高

なんだよIgnition FIREって…

 

 

 

好きな人は好きなやつ

 

いやそりゃなんだってそうだろ

って話ではあるんですけど中でも人を選ぶ感じのアクの強い良さみがある

刺さる人には刺さるヤツ

 

「これカッコよくない?」って人に薦めたいけど人によっては自分のセンスを疑われかねない、そんな感じもあり、またジャンルもなんだか定義しづらいところにいて、アレが好きなら好きそう!ともなりづらいのが難しい

 

 

個人的な好きポイントは

・男ボーカル(シュンタロウ)の投げ放つような歌い方

・女ボーカルの(ナルミ)何言ってんだかよくわかんないクセの強い英語

・よくわからない曲構成(もっとよくわからない曲もあるが)

・最後の最後にAメロを120%の熱量で歌い直すパートがめちゃカッコいい(シビれるゥ〜〜)

です。

 

 

バンド編成の話

Hello Sleepwalkers(ハロスリってよく言います)は5人編成なんですけどそのうちギターが3人というなかなか珍しい編成です

 

多くの人にとって編成とかはあんまり興味ないと思うんですけど、どれくらい珍しいかっていうと殿堂入りするパーティに水タイプが3体いるくらい珍しいです

 

いや水タイプは重要だけど3体もいる?

ギャラドスラプラスで十分じゃない???

ニョロボンいらなくない???

と普通は1匹くらい解雇されるところですが、このバンドはうまいこと3人の役割を分けてエエ感じに仕上げてるのがすごい(最近の曲は結局歌ってるときはそいつが弾いてないみたいなパターンは多いが)

 

くわえて個の演奏技術が高いので、この曲はまだ控えめな方ですが

曲の情報量が多くて「え?なになに?なんなの?ア"??」ってなるのも楽しい

 

 

最後にちょっと歌詞の話

 

この曲ではざっくりと

「猿から進化してきたとされてる俺ら人間だけど、むしろ愚かになってやしないか??」ってことを訴えてて

 

具体的に何が愚かになってるかってとこは「戦争」「平和」などのワードが出てくるところからだいたいその辺を指してると思われます

 

彼ら5人とも沖縄出身なのもそのメッセージ性を強めてて、冒頭でいじった「Ignition」も「点火や着火」の意味があるので、おそらく戦争に用いられる火器を暗示してるんじゃないかななんてことも頭に入れつつ聴くとただメチャクチャやってるだけじゃないんだな〜って思えてきて面白いですよね〜〜

 

 

はい!

 

 

気になるあの娘/相対性理論

スマトラ警備隊」が好きで「気になるあの娘」が好きじゃない奴0人説

昨日の話の続きになっちゃうとこれPVでもない音源だけの無断転載なのに400万再生いってるのヤバいな

さすがは第一回CDショップ大賞

 

第一回CDショップ大賞

2009年5月に本屋大賞のCD版的な触れ込みで始まったCDショップ大賞。その第一回大賞が相対性理論の「シフォン主義」。今流行りの音楽を追い続けることに貪欲な父親がTSUTAYAで借りてきてそれをなんとなく聴き始めたのが中1。それから中学〜高校にかけて結構ハマってなんやかんやで女性ボーカルアーティストの中では今まで1番聴いてるのが相対性理論

 

 

ゆくゆくは別の形で日の目を見ていた可能性もあるとは言えポンポコピンの埼玉の中学生にまだまだ知る人ぞ知る人ぞ知るだったインディーバンドを知らしめたCDショップ大賞の功績は大きいなあと思いますってこれ何の話?

 

 

シンクロニシティーン

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CDショップ大賞を取ったときには既に「シフォン主義」「ハイファイ新書」の2つのアルバムが出ていて、その後に満を持して発売されたのがこの「シンクロニシティーン」

 

このアルバムがまあとにかく最高で…!

気になるあの娘もこれに入ってるんですけどいいんだよなあ〜 

最後の「うーうーーー」のとことか

 

(曲の感想それだけ?)